背骨の矯正は、恐い、危ない、痛い、たしかにいろんなトラブルを耳にします。
しかし、痛くても治ればいいでは済まされません。
患者さんの気持は、より安全で痛くなく、そして気持のよい、または少しこたえるような気持よさ、それで楽になりたい。 そのことを、我われは常に追求してます。
たとえば腰痛、まず腰の背骨の曲がりを 調べます。
曲がりがあれば、矯正法をおこないますが、痛みがあったり、動くことが困難だと、やりません。
嫌な人もしません。
矯正することより少しでも楽にしてあげることが目的で、次に腰部の筋肉を手で緩めていくのですが、それも、痛くない体勢を探して施術します。 矯正法は背骨を整えるためにも、大切なので是非受けてください。
痛くない、いろんなやり方があるので 安心してください。
背骨と病気の関連性
脳から脊椎がそれぞれの椎間孔を通り末梢神経となり各部、各臓器に行き、反対に皮膚や内臓から感覚を伝える知覚神経や血管、内臓の働き、分泌、発汗の自動調節をする自律神経が互いに近接し、各椎ごとに脊椎につながっています。
一椎から出た神経が一つの内臓に結合しているのではなく、いくつかの椎から出た神経が重複しながら内臓につながります。
例えば胃は第3胸椎から第8胸椎までの間の神経に関係があり、肺は第2胸椎から第6胸椎というように重なります。
その為、一つの椎骨がズレるといくつかの臓器に異常が起き、ひとつの内臓の異常は他の臓器にも影響を与えます。
こうした理由により、背骨の矯正が病気の治療や予防をすると考えられます。
矯正を行うことで背骨に付く筋肉群の異常緊張を弛緩させ、血行を良くし、新陳代謝を盛んにします。
また、脳脊椎神経と連結する自律神経により調整されている内臓は、脊椎矯正により神経の圧迫を取り除くと同時に刺激を与えます。
そのことが各器官の機能を亢進させ、自然治癒力を高めるものであります。
脊椎矯正の重要性
身体の中心となる背骨(脊椎)は7つの頚椎、12の胸椎、5つの腰椎、5つの仙椎と尾骨の椎骨からなり、その中を脳から連なる脊髄が通り、椎間孔より、脳脊髄神経や自律神経が、体の各部(皮膚、筋、血管)、各臓器に命令を伝えています。
椎骨と椎骨の間は椎間板という軟骨もあり関節を形成します。
関節構造を待つからにはこれらが動きを生じ、さらには位置の異常(脱臼または亜脱臼)をきたし、神経を圧迫しトラブルを起こします。 痛みなどの知覚異常や内臓疾患はその現象と考えられます。
それを回復するため、背骨の矯正、すなわち脊椎矯正を行います。
背骨が正しくなると椎間孔での神経の圧迫が取れ周囲の筋・靭帯・腱などの異常緊張が解け、血液の循環も良くなり、内臓機能も高まり、健康体に導くものです。
<注>
脊椎矯正といっても、ただ背骨の矯正だけで なく筋肉や靭帯のバランスを整えるための整体も大変重要で並行しておこないます。
背骨は筋肉、靭帯、腱によって支えられているので正しく矯正されたとしても、整体がないと、 またすぐ元に戻ってしまうと考えられています。
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